TOPICS

ご 挨 拶

 

謹啓 仲秋の候、皆様方におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

「特別警報級」といわれた台風10号が九州西方を通過しました。今回の台風の勢力を考えれば、甚大な被害が予想されていた中、多くの市民の積極的な備えや早めの避難行動により、被害は最小限にくい止められたのではないでしょうか。とはいえ、犠牲者や停電、交通にも大きな影響があり、改めて自然の脅威を見せつけられ、また、新型コロナウイルス感染防止と避難所運営という新たな課題も浮かび上がりました。避難所における人数制限もやむを得ないとはいえ、現場の柔軟な判断やホテル等の活用など、今後福岡市においてもしっかりと検証していきたいと思います。

安倍総理の突然の辞意表明があり、急遽自民党総裁選挙が行われ、菅義偉官房長官が新しく総裁に選出されました。本来なら全国一斉の党員投票で選出されるべきですが、党員の意思を出来るだけすくい上げるため、福岡県でも自民党員による党員投票(予備選)が行われ(菅 8,038票、石破 4,408票、岸田 3,623票)ドント式により、菅2票、石破1票という結果でありました。党員投票に代わる両院議員総会において、国会議員票394票と各都道府県の意向が反映された141票の結果、377票を集めた菅義偉総裁が選出され、コロナウイルス感染症対策を最重要課題とした菅内閣の誕生となりました。

福岡市においても、新型コロナウイルス感染症第2波とも思われる陽性者の増加が見られる中、自由民主党福岡市議団所属の議員1名の罹患が発生しました。当該議員も参加して所属会派全員で、古稀・還暦を祝う会を催しておりましたので、保健所の指導により全員濃厚接触者としてPCR検査を受診しました。当日は飲食店のご協力とご配慮により、ソーシャルディスタンスに留意し3密を回避するなどしており、この宴席での感染拡大はありませんでしたが、結果として多くの市民の皆さまにご心配とご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。今回の事態を招いた反省を深く心に留め、今後一層の緊張感をもって感染拡大防止に努めて参りたいと存じます。

新型コロナウイルスの影響で、福岡市においても今年度市税収入が当初予算より約160億円減少すると見込まれています。このため、通常夏休みに行う学校改修工事や、本年4月から始めた宿泊税を財源とした観光事業等の先送りや見直しを検討しています。これからの時期は、令和3年度の予算についても検討して参りますが、ぎりぎりまで先が見通せない判断が難しい予算編成になることが予想されます。コロナウイルス感染症の経済に与える打撃は数年に及ぶかもしれませんが、市民生活になるべく影響が少なくなるよう努めて参ります。

暑さ去りやみませんが、お体ご自愛いただきます様お願い致します。

謹白

令和2年9月吉日

福岡市議会議員   平畑雅博